ベンツCLAは故障が多い?壊れやすい箇所と修理費の目安・リコール

整備工場で点検を受ける4ドアクーペ

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『CLAって、輸入車だし故障が多いって聞くけど大丈夫?』と不安になっていませんか。

結論から言うと、CLAが国産車と比べて極端に壊れやすいわけではありません。ただ、年数と距離がたった中古では、冷却水まわりやブレーキ、バッテリーなど、手が入りやすい場所があるんです。

この記事を読めば、どこが壊れやすく、修理費をどれくらい見ておけばいいか、リコールをどう調べるかが分かります。

目次

ベンツCLAは本当に故障が多いの?

「ベンツCLA 故障多い」と言われる理由は、大きく分けて2つあります。

ひとつは、初代C117と2代目C118の中古が数多く出回っていることです。台数が多い分、年数がたった個体の不具合の話も多く聞こえてくるんです。

もうひとつは、部品代と工賃が国産車より高くなりやすいことです。同じ「壊れた」でも、請求額が大きいと印象に残りますよね。

世代型式日本発売故障で気にしたいこと
初代C117(SBはX117)2013年年数がたち、消耗部品の交換が重なりやすい
2代目C118(SBはX118)2019年中古の主力。冷却水・ブレーキ・電装まわりを確認
3代目(現行)C178(SBはX178)2026年7月新車保証メルセデス・ケア3年の範囲で対応

3代目(現行)はまだ発売されたばかりで、長く乗った時の傾向は分かっていません。新車なら、新車登録から3年・走行距離無制限のメルセデス・ケアで一般保証が付きます。

先に結論

CLAで気にしたいのは「壊れやすい車かどうか」より「その個体がきちんと整備されてきたか」です。中古なら記録簿と保証の中身を、新車なら保証期間内の点検を大事にしてみてください。

ベンツCLAの世代ごとに故障で気にしたいことを並べた図解

壊れやすい箇所はどこ?中古でよく聞く5つ

『具体的に、どこが壊れやすいの?』と気になりますよね。ここでは先代までの中古で、よく話題になる場所をまとめます。

箇所よくある症状気づくきっかけ
冷却水まわり(サーモスタット・ホース類)冷却水が減る、水温が上がりにくい・上がりすぎる冷却水の警告、甘いにおい、地面の染み
ブレーキ(パッド・ローター)減りが早い、ホイールが黒く汚れるパッド摩耗の警告、キーキー音
バッテリー(メイン・サブ)エンジンがかかりにくい、補助バッテリーの警告メーターのメッセージ
トランスミッション(DCT)発進時のぎくしゃく、変速のショック低速での違和感
フロントガラス飛び石のひびひびが広がる、カメラの誤作動
ベンツCLAの中古で壊れやすい5つの箇所と気づくきっかけの図解

どれも、すべての車で起きるものではありません。年数と距離、乗り方で出やすさが変わる、と考えておきましょう。

冷却水の減りとサーモスタット交換

冷却水が少しずつ減る、水温計の動きがいつもと違う、というのはよく聞く症状です。原因はサーモスタットやホース、つなぎ目からのにじみなどいくつか考えられます。

例えばこんな場面です。
「駐車場の地面に、うっすら色の付いた染みがあって…」
「冷却水のにじみかもしれないので、早めに点検に出しておくと安心ですよ」

水温の警告が出たら無理に走らない

冷却水の警告や水温の異常が出た時に走り続けると、エンジン本体を傷める原因になります。安全な場所に止めて、取扱説明書の指示に従い、販売店かロードサービスに相談してください。

ブレーキパッドの交換は早めになりがち

メルセデスはブレーキの効きを重視していて、パッドとローターがいっしょに減っていく作りです。ホイールが黒く汚れやすいのもそのためなんです。

パッドの残りが少なくなると、メーターに警告が出ます。パッドだけでなくローターも同時に替えることが多いので、見積もりではどちらが含まれているかを見ておきましょう。

変速のぎくしゃくとフロントガラスのひび

CLAはDCT(デュアルクラッチ式の変速機)を使っていて、低速での発進や渋滞で、ぎくしゃくした動きを感じることがあります。新型のハイブリッドも8速DCTです。

『これって故障なの?』と迷う方もいますよね。DCTの性格による動きのこともあるので、気になったら販売店で試乗してもらい、同じ年式の車と比べてもらうのが安心です。

フロントガラスは、飛び石の小さなひびが広がることがあります。運転支援のカメラが付いているので、小さいうちに修理できるか相談してみてください!

警告灯が点いた時、まず何をする?

『走っている途中で警告灯が点いたら、どうすればいいの?』と心配になる方も多いはずです。

まずは慌てずに、色を見てください。一般に赤は「すぐ止まる」、黄色は「早めに点検」の意味で使われます。

警告灯が点いた時の順番
  1. 色を確認する(赤なら安全な場所に止める)
  2. メーターに出ているメッセージの文言をメモか写真に残す
  3. 取扱説明書の警告灯の一覧で意味を確かめる
  4. 販売店かロードサービスに、メッセージの文言を伝えて相談する

メッセージの文言をそのまま伝えると、販売店も原因の見当をつけやすくなります。写真を1枚撮っておくのがおすすめです。

警告灯の一覧やボンネットの開け方は、CLAの取扱説明書の使い方でまとめています。

補助バッテリーの警告

先代までの年式では「補助バッテリー」に関するメッセージが出ることがあります。メインとは別の小さなバッテリーで、交換の考え方はCLAのバッテリー交換で詳しく書いています。

修理費の目安はどれくらい?

ここが大事なところです。修理費は、部品の種類、純正か社外品か、どこで直すかで大きく変わります。

下の表は、考え方をつかむための目安です。実際の金額は、年式と店で変わるので、忘れずに見積もりで確かめてください。

修理の内容費用の目安費用が変わるポイント
ブレーキパッド交換数万円程度ローターも替えるか、前後どちらか
バッテリー交換数万円程度メインかサブか、ディーラーか持ち込みか
サーモスタット・冷却水まわり数万円〜10万円を超えることも原因の部品と、ほかの部品も同時に替えるか
フロントガラス交換10万円を超えることもカメラの再調整の有無、純正か社外品か
トランスミッションまわり内容次第で高額になりやすい調整で済むか、部品交換になるか

フロントガラスは、運転支援のカメラが付いている車だと、交換後にカメラの調整(エーミング)が必要になります。その分、費用が上がりやすいんです。

『ディーラーに出すと高いのかな?』と思う方もいますよね。輸入車に強い整備工場の方が安くなることもありますが、保証期間中ならまずディーラーに相談しておきましょう。

修理の見積もりで確認したいこと
  • 部品代と工賃が分けて書かれているか
  • 純正部品か社外品か、どちらの見積もりか
  • ほかに同時に替えた方がいい部品があるか
  • 保証や延長保証の対象にならないか

リコールはある?調べ方を知っておこう

『CLAにリコールは出ているの?』と気になる方もいますよね。

リコールの有無は、年式と車台番号で変わります。自分の車が対象かどうかは、次の方法で確かめるのが確実です。

リコールを調べる手順
  1. 車検証で車台番号を確認する
  2. メルセデス・ベンツ日本の公式サイトのリコール情報ページで車台番号を入れる
  3. 国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも型式から確かめる
  4. 対象なら販売店に連絡し、無料修理の日程を決める

リコールの修理は無料です。中古で買った車でも、対象なら同じように直してもらえます。

中古車を買う時は、販売店に「リコールの作業は済んでいますか」と聞いてみてください。記録簿に作業の記録が残っていることもあります。

新型(3代目)も同じ方法で確かめる

新型CLAのリコール情報も、同じページで車台番号から確かめられます。新車の点検に出すタイミングで、販売店に聞いてみるのもひとつの手です。

故障に備えるには?新車と中古で分けて考える

新車か中古かで、故障への備え方は変わります。

備え新車(3代目)中古(先代まで)
保証メルセデス・ケア(3年・距離無制限)認定中古車の保証か、販売店の保証
点検決められた点検を受ける記録簿で過去の整備歴を見る
気にしたい部品保証で対応できる範囲を確かめる冷却水・ブレーキ・バッテリー・ガラス
費用の準備保証が切れた後の延長保証を考える購入後1年分の整備費を見ておく

ハイブリッドの48Vリチウムイオン電池や、EVの駆動用バッテリーの保証の年数と距離は、契約前に販売店で確かめておきましょう。

中古で故障リスクを下げるコツ
  • 記録簿がそろった個体を選ぶ
  • 認定中古車など保証の長い買い方を選ぶ
  • 試乗で低速の変速と警告灯を確かめる
故障で困りやすい選び方
  • 価格の安さだけで選ぶ
  • 保証なしの現状販売で買う
  • 改造歴が多い個体を選ぶ

中古で探す時の見方はCLAの中古車の選び方、毎年かかるお金はCLAの維持費の内訳でまとめています。

修理費が大きい時は、乗り換えも考えてみる

『修理に何十万もかかるなら、いっそ買い替えた方がいいのかな…』と迷う時もありますよね。

修理費が大きい時は、直して乗り続ける場合と、今売って乗り換える場合の両方を比べてみるのがおすすめです。年式によっては、修理前の状態でも思ったより値段が付くこともあります!

直すか乗り換えるかの判断材料
  • 修理の見積額
  • 今の車がいくらで売れるか
  • 次の車検までの期間と、その時の費用
  • これからも同じ車に何年乗りたいか

例えばこんな相談はよくあります。
「車検と修理が重なって、見積もりがかなり高くなってしまって」
「一度、今の車の値段を調べてから決めても遅くないですよ」

ベンツCLA買いたいドットコム

ベンツCLAの値段、先に相場を見ておく

直すか乗り換えるかで迷ったら、今のCLAにいくら付くかを調べてみませんか。複数の業者の査定額を並べると、判断の材料がそろいます。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

年式・グレード別の売る時の目安はCLAのリセールと買取相場、新型に乗り換える時の交渉はCLAの値引き相場と交渉の順番で書いています。

よくある質問

ベンツCLAは故障が多い車ですか?

極端に多い車ではありません。ただ、年数と距離がたった中古では、冷却水まわり、ブレーキ、バッテリーなどに手が入りやすいです。整備歴のはっきりした個体を選ぶのが安心です。

CLAで壊れやすいところはどこですか?

先代までの中古でよく聞くのは、冷却水まわり(サーモスタットやホース)、ブレーキパッドとローター、メイン・サブのバッテリー、変速の違和感、フロントガラスのひびです。

警告灯が点いたらどうすればいいですか?

赤の警告なら安全な場所に止め、メッセージの文言を写真に残して、取扱説明書で意味を確かめてください。そのうえで販売店かロードサービスに相談しましょう。

リコールの対象かどうかはどう調べますか?

車検証の車台番号を、メルセデス・ベンツ日本の公式サイトのリコール情報ページに入れると確かめられます。国土交通省のリコール情報でも調べられます。

新型CLAの保証はどうなっていますか?

新車にはメルセデス・ケア(新車登録から3年・走行距離無制限の一般保証と24時間ツーリングサポート)が付きます。駆動用バッテリーなどの保証は販売店で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • CLAが極端に壊れやすいわけではなく、大事なのは個体の整備歴
  • 中古で気にしたいのは冷却水まわり・ブレーキ・バッテリー・変速・ガラス
  • 警告灯は色を見て、メッセージを写真に残してから相談する
  • 修理費は部品と店で変わるので、見積もりの中身まで確かめる
  • リコールは車台番号で公式サイトから調べられる
ベンツCLA買いたいドットコム

ベンツCLA買いたいドットコム 編集部

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